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- 季節の彩り - 荻窪 鈴木青果店季節の豆知識
さつまいも(紅あずま) 旬:9〜11月
今関東では ”紅あずま” というお芋が主流です。
ホクホクとした食味、皮が赤くて身は黄色なところが
好まれる理由でしょうか。
・良質のものを選ぶコツ・
さつま芋はぽっちゃりして、
すらっとしているのが美味しいと言われています。
”ぽっちゃり” で ”すらっと” と言うと、
矛盾しているようにも思えますが、
基本の形はこれなのです。
イメージとしては ”さつまいも” と言われて、
頭に思い浮かぶ形です。(抽象的すぎますかねぇ?)
・薬効・
でんぷん質が主成分ですが、カロリーはお米や小麦の3分の1
お芋=太るというのは俗説ですね。
食物繊維や熱に強いビタミンCが豊富なので、
実はダイエット食に最適(*^-^*)
・ちょっとめも・
さつまいもは、中央アメリカ(メキシコ)が原産地といわれています。
17世紀には、日本でも ”琉球”や ”鹿児島”
そして ”長崎” で栽培されるようになりました。
そこで出てくる ”青木昆陽” さん。教科書でもおなじみのこの人、
徳川吉宗の時代、当時の蘭学者であったこの人、
長崎から取り寄せた種いもを小石川薬園で栽培に成功させました。
土壌を選ばず栽培も容易なので、各地で栽培されるようになり、
天明の飢饉の際には多くの人の命が救われたそうです。
このころからさつまいもは ”救荒食物” として
用いられるようになったのでしょうか。
生産量も消費量もアジアが多く、
中でも中国は世界の8割の生産量を誇っています。
日本では芋の部分しか食用にしませんが、
東南アジアでは野菜として”つる” や ”葉”も食べるそうです。
昔からの品種 ”紅赤”(通称 ”金時”)は人気がありますね。
埼玉県川越市で発見された品種です。味は一級品、しかし、
栽培方法が難しいらしく、現在ではあまり市場に出回りません。
”栗きんとん” と言うと、このお芋なのですが、
なかなかお目にかかれません。
独特のホクホク感が、懐かしくもあります。
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